2012年6月14日木曜日

4刷めが決定しました!

『ロックンロールが降ってきた日』、
発売わずか一ヶ月半で4刷りめが決定しました。
ありがとうございました。
ロックンロールにあまり詳しくない方からも
感動した、とか、泣けたとか、
嬉しい感想をいただいています。
音楽の虜になった人たちの物語は
ジャンルを超えて、いろんな方に
感動と勇気をもたらしているようです。
本当に嬉しいです。
この本のなかには、
日本のロックンロールの伝説と未来が
詰まっています。
日常に行き詰まったときに、
何度も本棚から取り出して、
彼らの物語に触れてください。
これからもぼくらはいい本、
いい作品を編集しつづけていきます。
おおいに期待していてください。
皆様、この本を支持してくださって
本当にありがとうございます。
(森内淳)




タイトル:ロックンロールが降ってきた日

収録アーティスト:浅井健一、大木伸夫、加藤ひさし、甲本ヒロト、セイジ、チバユウスケ、仲井戸麗市、成田大致、平田ぱんだ、古市コータロー、真島昌利、増子直純、ムッシュかまやつ、山中さわお、ROY
(五十音順・掲載順とは異なります。掲載順は成田大致さんから始まりムッシュかまやつさんまで、デビュー日が遅い順になります)

編集:秋元美乃、森内淳
表紙イラストレーション:浅井健一
装幀:三浦巌

内容:ミュージシャンがロックンロールに出会い、人生を変えていく様子や音楽に、楽器にのめり込んでいく過程を取材、モノローグ形式で掲載(Q&Aではありません)。ケータイにCMソングを一曲ダウンロードして5回聴いて消去する時代に、忘れ去られようとしている「音楽の深さ」や「尊さ」、「楽しさ」、「音楽を聴くことの素晴らしさ」を、この本に収録しました。

体裁:336ページ・2段組、ハードカバー
モノローグ形式(Q&Aではありません)
発行:Pヴァイン・ブックス
ISBN-10: 490670025X ISBN-13: 978-4906700257
価格:2,500円(税込・税抜価格2,381円)

Amazonでの購入はこちらです。http://amzn.to/HbHiK1
※全国の書店、CDショップ、ネット書店などでお求めになれます。

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2012年6月8日金曜日

ACE ROCKER!

クロマニヨンズのホールライブを
渋谷公会堂、ハーモニーホール座間、
さいたま市民会館おおみや
と短い間に三回、観た。

毎年、彼らはスタンディングのホール
いわゆる「会館」的な椅子のついたホール
そして200人から300人規模のライブハウスを
ごちゃまぜにしてツアーをしている。

クロマニヨンズのパブリックイメージは
「スタンディングで大暴れ」であって
「会館」でちんまり観ている場合じゃない、
というのが、大方の意見だろう。
当然、ぼくもそう思っていた。
去年までは「気持のメイン」はAXだった。
しかし今年は違った。
渋谷公会堂のライブがとてもよかった。

渋谷公会堂は出音が悪いので
そんなにいい印象は受けない。
ロックの聖地とされながらも
昔からPAは苦労している。
しかも二階の前方で「聴く」のは
なかなか大変だ。

音も悪いし、客席の熱もつくりにくいし
あまりいいことはない。
ところが今年の渋公ライブは
その悪条件をパフォーマンスが遥かに
上回っていた。

アンコールふくめ90分間に濃縮された
ロックンロールの塊はより強固にロックし
より柔軟にロールしていた。
ぼくは85年からずっとヒロトとマーシーの
ステージを観ているが、
「今日が一番凄いな」と思った。
その理由は明らかだ。
『ACE ROCKER』という作品のおかげだ。

クロマニヨンズは
アルバムを発表するごとに、
言葉の選び方やサウンドの選び方が
どんどん自由になっていく。

例えばブルーハーツのようだといわれようが
ハイロウズのようだといわれようが
もうどうでもいいんだよという
足かせを自分たちでつくらない身軽さが
3分間のロックンロールの物語を
より広いものに変え、深いものに変え、
よりふざけたものに変えている。
昔から自由だよ、と言われそうだが、
(そりゃそうなんだけど)
今は本当に自由だ。

一曲たった3分間、
ライブ全体でもたった90分間しかないけど、
目の前には雷鳴が鳴り響いたり、
ワンルームの部屋で巨大ガンダムが立ち上がったり
嵐の大海原をスクリュー全開で船が進んだりする。
ステージ上には「高橋ヨシオ」の後頭部と
ツノしかないけど、
頭のなかのスクリーンは
大変なことになっている。

渋谷公会堂では
「会館」という、距離を置いて
ステージを俯瞰できるシチェーションも手伝って、
その頭のなかの光景を
よりじっくり楽しめた。
ライブを楽しむ高揚感と
映画館で座ってスクリーンを眺めている冷静さが
一体化したような不思議な体験だった。
会館で観る興奮を初めて知ったような気分になった。
(もしかしたら忘れていただけかもしれない)
ということで、座間と大宮にも駆けつけたわけ。
この二箇所のライブもとても楽しめた。

『ACE ROCKER』という名盤が織りなす物語は
あともう少しで幕を閉じてしまう。
新木場コーストには、
あらゆる用事を閉めだして行くんだぜ。
ロックンロール!
(森内淳)




タイトル:ロックンロールが降ってきた日

収録アーティスト:浅井健一、大木伸夫、加藤ひさし、甲本ヒロト、セイジ、チバユウスケ、仲井戸麗市、成田大致、平田ぱんだ、古市コータロー、真島昌利、増子直純、ムッシュかまやつ、山中さわお、ROY
(五十音順・掲載順とは異なります。掲載順は成田大致さんから始まりムッシュかまやつさんまで、デビュー日が遅い順になります)

編集:秋元美乃、森内淳
表紙イラストレーション:浅井健一
装幀:三浦巌

内容:ミュージシャンがロックンロールに出会い、人生を変えていく様子や音楽に、楽器にのめり込んでいく過程を取材、モノローグ形式で掲載(Q&Aではありません)。ケータイにCMソングを一曲ダウンロードして5回聴いて消去する時代に、忘れ去られようとしている「音楽の深さ」や「尊さ」、「楽しさ」、「音楽を聴くことの素晴らしさ」を、この本に収録しました。

体裁:336ページ・2段組、ハードカバー
モノローグ形式(Q&Aではありません)
発行:Pヴァイン・ブックス
ISBN-10: 490670025X ISBN-13: 978-4906700257
価格:2,500円(税込・税抜価格2,381円)

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2012年6月6日水曜日

hotspring『VOID』、本日リリース!


初めて彼らのライブを観たのは、201010月。
その頃発売されたばかりの1stシングル「ダニエルとメロディ」が
どうにも気になり、
自分の目で確かめたくてリリース記念ライブに行ったのだ。
これだ、と思った。
こんなロックンロールが聴きたかったんだ、と嬉しくなった。
正直、演奏は荒削りなところもたくさんあるし、歌だって不安定だ。
でも、それを大きく凌駕するだけのロックンロール・マジックを
彼らはすでに手にしていた。
名だたる温泉を有する大分・別府で結成されたこのバンドは、
ストレートすぎる名前=hotspring(温泉)のとおり、
常に沸点を下げることなくロックンロールの熱を放出しまくり、爆発していた。

そして今回完成したミニ・アルバム『VOID』。
これまでのジャケ写のオマージュ度を見ればおわかりのとおり、
彼らのバックボーンにはラモーンズを筆頭に
ローリング・ストーンズやクラッシュなど70’s
日本でいうとザ・ルースターズ、ミッシェル・ガン・エレファント
などが挙げられる。
しかし、パンクやガレージやロックの先人たちの系譜を継ぎつつも、
アウトプットされる音は似て非なるもの。
ざくっと言えば、彼らはヴィンテージを今どうカッコよく着こなすか、を
本能で知っている。
そういう音だ。

ロックンロールへの衝動を抱え、つんのめって転がっている。
彼らを初めて見たときに感じた、どこか欠落した感じもまだある。
だけど、そこがいい。
それがあるから、自分たちにはこれしかないという無敵感になっているのだ。
個人的には彼らは、例えばラモーンズが放つラブソングのような
ロマンチック性を持っているところが武器だと思っている。
まずは彼らを知ってほしい。
全6曲。約18分。
疾走ロックンロールに加え、美しくも凶暴なインストあり、バラードあり。
『VOID』本日発売です。
(秋元美乃)




hotspringVOID
2012.6.6リリース

1   夜の魚
2   急行ボーイ/各停ガール
3   コールタール
4   NEVER MIND
5   VOID
6   宙ぶらりん


「夜の魚」PV


「ダニエルとメロディ」PV


Electric QueenPV


hotspring公式サイト
http://www.hotspring-rock.com/





タイトル:ロックンロールが降ってきた日

収録アーティスト:浅井健一、大木伸夫、加藤ひさし、甲本ヒロト、セイジ、チバユウスケ、仲井戸麗市、成田大致、平田ぱんだ、古市コータロー、真島昌利、増子直純、ムッシュかまやつ、山中さわお、ROY
(五十音順・掲載順とは異なります。掲載順は成田大致さんから始まりムッシュかまやつさんまで、デビュー日が遅い順になります)

編集:秋元美乃、森内淳
表紙イラストレーション:浅井健一
装幀:三浦巌

内容:ミュージシャンがロックンロールに出会い、人生を変えていく様子や音楽に、楽器にのめり込んでいく過程を取材、モノローグ形式で掲載(Q&Aではありません)。ケータイにCMソングを一曲ダウンロードして5回聴いて消去する時代に、忘れ去られようとしている「音楽の深さ」や「尊さ」、「楽しさ」、「音楽を聴くことの素晴らしさ」を、この本に収録しました。

体裁:336ページ・2段組、ハードカバー
モノローグ形式(Q&Aではありません)
発行:Pヴァイン・ブックス
ISBN-10: 490670025X ISBN-13: 978-4906700257
価格:2,500円(税込・税抜価格2,381円)

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2012年6月4日月曜日

ボヘミアンズのライブを観ました

ボヘミアンズのライブを
代官山UNITへ観に行った。
チケットはソールドアウト。
お客さんは若い女の子が中心。
中にはストレイ・キャッツや
ザ・フーのTシャツを着ていた子もいた。
ボヘミアンズはロックンロールの
伝道師としての役割を果たしている。

ボヘミアンズの何がいいかって
洋楽ロックンロールが好きなバンドの
たたずまいがとにかくいい。

日本の音楽シーンは
うつむき加減で
夏休みがどうしたとか
歌ってるバンドで溢れている。
それは悪いことではないけれど
それが形骸化してしまっては
面白くもなんともない。

そんななか、
ボヘミアンズは異彩を放っている。
とくにギタリストの
ビートりょうさんのたたずまいは最高だ。
長髪、細身、フリルのついた衣装、
大きなバッヂ、
帽子を斜めにかぶってギターをかき鳴らす、
その絵はまさに70年代。
まさにジミー・ペイジ。

一昔前はロック・バンドっていうと
たいていこうだった。
たしかにロック的美学は形骸化し、
それに反発するかたちで
放課後ロック的なものが出てきたのはわかる。
しかし今や「放課後ロック」こそが
形骸化してしようとしている。
ボヘミアンズのたたずまいは
そういうものに対するカウンターでもある。

ボーカルの平田ぱんださんはMCでしきりに
「たかがロックンロール・バンドでも
ポップな曲はできるんだぜ」といっていたが、
そもそもロックンロールはポッな音楽だ。
ザ・フーもビートルズもキンクスも
レッド・ツェッペリンだってポップだ。
同時に既存のスタイルへの反発や
批評性も兼ね備えている。
ロックンロールは普遍でありカウンターでもある。


つまりボヘミアンズは
ロックンロール・バンドだということだ。


ボヘミアンズの 決して完璧ではなく
どこか欠落した演奏や歌。
ぼくはこの「穴ぼこ感」に
激しい感情の揺れを感じてしまう。
切なさを感じてしまう。
うつむいて夏休みがどうしたとか
歌われてももはや何も感じないけれど。
(森内 淳)




タイトル:ロックンロールが降ってきた日

収録アーティスト:浅井健一、大木伸夫、加藤ひさし、甲本ヒロト、セイジ、チバユウスケ、仲井戸麗市、成田大致、平田ぱんだ、古市コータロー、真島昌利、増子直純、ムッシュかまやつ、山中さわお、ROY
(五十音順・掲載順とは異なります。掲載順は成田大致さんから始まりムッシュかまやつさんまで、デビュー日が遅い順になります)

編集:秋元美乃、森内淳
表紙イラストレーション:浅井健一
装幀:三浦巌

内容:ミュージシャンがロックンロールに出会い、人生を変えていく様子や音楽に、楽器にのめり込んでいく過程を取材、モノローグ形式で掲載(Q&Aではありません)。ケータイにCMソングを一曲ダウンロードして5回聴いて消去する時代に、忘れ去られようとしている「音楽の深さ」や「尊さ」、「楽しさ」、「音楽を聴くことの素晴らしさ」を、この本に収録しました。

体裁:336ページ・2段組、ハードカバー
モノローグ形式(Q&Aではありません)
発行:Pヴァイン・ブックス
ISBN-10: 490670025X ISBN-13: 978-4906700257
価格:2,500円(税込・税抜価格2,381円)

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